大須商店街では1年を通してさまざまなイベントが行われ、何十万人もの人々が商店街を訪れます。 大須で行われるお祭りは商店街の人々の手づくりです。そこには人々を魅了するため、日々努力を惜しまない大須商店街の方々がいます。
この記事は、月刊誌『中部経済界』で取り上げられた内容(大須経済新聞の記者・FP石原の石原基次さんが取材し寄稿)をもとに作っています。
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大須商店街連盟相談役 小寺信男さん 東仁王門通り 婦人服のマルイチ 念願のふれあい広場のアーケードが2010年3月に完成した。「提案したものに責任を持たなかんよ」・・・アーケードのハード・デザイン部会のまとめ役、小寺信男さん(74歳)は、その「モノづくり」の過程を通して、大須商人の心意気、情けを若手商店主に引き継いだ。大須商店街連盟の前会長で、相談役の小寺信男さん(東仁王門通りの婦人服のマルイチ)に聞いた。 ふれあい広場アーケード完成! 祭りやイベントは、間違っても許される。しかし「モノづくり」に間違いは許されない。 「モノづくり」は祭りとは違う 「ふれあい広場」のアーケード建設計画は3年前から始まった。ハード・デザイン部会では、アーケードや柱のデザイン、構造等の「モノづくり」を担当し、打ち合わせを重ねてきた。 まとめ役を務めたのが商店街の相談役でもある小寺さん。大須の次代を担う40代、30代の商店主である部会メンバーの斬新な提案を取り上げつつも、「モノづくり」への信念を貫いた。 提案に責任を持て デザインは、和と寺町をテーマに大須らしいイメージのアーケードを目指した。ゼロから創造する「モノづくり」。自分たちの思うものが出来あがってくるのだから「モノづくり」は楽しい。だからこそ、小寺さんは言い続けた。 「提案したものに責任を持たなかんよ」アーケードを作るのは、自分の家を建てるのと一緒。間違い、やり直しは許されない。デザイン、構造、素材、色、柱、らんま、水はけはもちろん、照明、コンセントなど細かな点まで研究し尽くして、取り組まなくてはならない。 小寺さんの思いを受けとめたハード・デザイン部会では、約50回に及ぶ早朝会議で真剣に議論、勉強し「責任ある提案」がなされた。メンバーの意気込み、手応えを小寺さん自身が一番強くヒシヒシと感じたそうだ。 ぬくもりのある店、街 小寺さんは74歳。昭和26年に大須へ来てから58年が経った。大須で生活し、商いを覚え、32年前に独立し「婦人服のマルイチ」を開業した。 商いは「お客様の目線」が大切。温かいぬくもりや楽しさ、ふれあいを味わえる家族ぐるみのお付き合いを心がけている。大型店や安売り店ではできない「店の味」を出し、決してお客様を裏切らなければ、小さな店でもやっていける。私も店も、生活も商いも、お客様に地域に育てていただいた。 大須商店街も同じ。「お客様の目線」を大切に大須らしい「ぬくもり・楽しさ・ふれあい」を基本に今後もお客様をお迎えしたい。 大須への恩返し 「今回の『モノづくり』は、私から大須への最後の(いえいえ、まだまだ!)恩返しと思い取り組んだが、部会のメンバーのおかげで、いい経験、いい思い出ができた」と小寺さんは振り返る。 そんな小寺さんに部会のメンバーは「あの人(小寺さん)に言われたら、何も言えない。やるしかない」・・・固い信頼関係、強い絆で結ばれている。 情けをもって・・・ 小寺さんから、次代を担う商店街リーダーたちへの熱いメッセージをいただいた。 「愛情が、若い人を育てる」子供を育てるように「情け」をもって、若い人の意見を取り上げ、街のパワー、人のパワーを持ち続けてほしい。 かつて、諸先輩が私を導いてくれたように自分たちが経験したことを次に継承していくことで、大須が発展していくと確信している。 ただし、いい時もあれば、悪い時もある。 行き詰ることも、きっとある。その時は、今回の「モノづくり」への取り組みを思い出してほしい。みんなで真剣に話し合えば、未来の大須が必ず拓ける。 まねき猫と仲良く一緒に アーケードが完成して、地下鉄上前津駅8番出入口を利用すれば、雨降りでも傘なしで、大須商店街をぐるっと散策できるようになった。大道芸などのイベント会場や休憩スペースとして、暑さも寒さもしのげ快適になった。 ふれあい広場のまねき猫は、これまでも多くのお客様をひとりでお迎えしてきた。そして、これからは「アーケードとまねき猫」が仲良く一緒に「ぬくもり・楽しさ・ふれあい」の心でお客様をお迎えする。 最後に、ふれあい広場のアーケード建設にご尽力いただいた関係各位の皆様に心より御礼申し上げます。 【お問合せ】 婦人服のマルイチ 大須3丁目37−27 電話052-261-1874 【前号の大須検定の解答】 問題は・・・大須観音のハトは何羽いるか。 正解は・・・どれも正解である。 理由は、その日によってハトの数は増減するため。 【オマケ】 小寺信男さんの長男は、2007年の第30回大須大道町人祭の実行委員長で、 UNCHAIN店主の小寺茂雄さんだ。
大須商店街連盟
相談役 小寺信男さん
東仁王門通り 婦人服のマルイチ
念願のふれあい広場のアーケードが2010年3月に完成した。「提案したものに責任を持たなかんよ」・・・アーケードのハード・デザイン部会のまとめ役、小寺信男さん(74歳)は、その「モノづくり」の過程を通して、大須商人の心意気、情けを若手商店主に引き継いだ。大須商店街連盟の前会長で、相談役の小寺信男さん(東仁王門通りの婦人服のマルイチ)に聞いた。
ふれあい広場アーケード完成!
祭りやイベントは、間違っても許される。しかし「モノづくり」に間違いは許されない。
「モノづくり」は祭りとは違う
「ふれあい広場」のアーケード建設計画は3年前から始まった。ハード・デザイン部会では、アーケードや柱のデザイン、構造等の「モノづくり」を担当し、打ち合わせを重ねてきた。
まとめ役を務めたのが商店街の相談役でもある小寺さん。大須の次代を担う40代、30代の商店主である部会メンバーの斬新な提案を取り上げつつも、「モノづくり」への信念を貫いた。
提案に責任を持て
デザインは、和と寺町をテーマに大須らしいイメージのアーケードを目指した。ゼロから創造する「モノづくり」。自分たちの思うものが出来あがってくるのだから「モノづくり」は楽しい。だからこそ、小寺さんは言い続けた。
「提案したものに責任を持たなかんよ」アーケードを作るのは、自分の家を建てるのと一緒。間違い、やり直しは許されない。デザイン、構造、素材、色、柱、らんま、水はけはもちろん、照明、コンセントなど細かな点まで研究し尽くして、取り組まなくてはならない。
小寺さんの思いを受けとめたハード・デザイン部会では、約50回に及ぶ早朝会議で真剣に議論、勉強し「責任ある提案」がなされた。メンバーの意気込み、手応えを小寺さん自身が一番強くヒシヒシと感じたそうだ。
ぬくもりのある店、街
小寺さんは74歳。昭和26年に大須へ来てから58年が経った。大須で生活し、商いを覚え、32年前に独立し「婦人服のマルイチ」を開業した。
商いは「お客様の目線」が大切。温かいぬくもりや楽しさ、ふれあいを味わえる家族ぐるみのお付き合いを心がけている。大型店や安売り店ではできない「店の味」を出し、決してお客様を裏切らなければ、小さな店でもやっていける。私も店も、生活も商いも、お客様に地域に育てていただいた。
大須商店街も同じ。「お客様の目線」を大切に大須らしい「ぬくもり・楽しさ・ふれあい」を基本に今後もお客様をお迎えしたい。
大須への恩返し
「今回の『モノづくり』は、私から大須への最後の(いえいえ、まだまだ!)恩返しと思い取り組んだが、部会のメンバーのおかげで、いい経験、いい思い出ができた」と小寺さんは振り返る。
そんな小寺さんに部会のメンバーは「あの人(小寺さん)に言われたら、何も言えない。やるしかない」・・・固い信頼関係、強い絆で結ばれている。
情けをもって・・・
小寺さんから、次代を担う商店街リーダーたちへの熱いメッセージをいただいた。
「愛情が、若い人を育てる」子供を育てるように「情け」をもって、若い人の意見を取り上げ、街のパワー、人のパワーを持ち続けてほしい。
かつて、諸先輩が私を導いてくれたように自分たちが経験したことを次に継承していくことで、大須が発展していくと確信している。
ただし、いい時もあれば、悪い時もある。
行き詰ることも、きっとある。その時は、今回の「モノづくり」への取り組みを思い出してほしい。みんなで真剣に話し合えば、未来の大須が必ず拓ける。
まねき猫と仲良く一緒に
アーケードが完成して、地下鉄上前津駅8番出入口を利用すれば、雨降りでも傘なしで、大須商店街をぐるっと散策できるようになった。大道芸などのイベント会場や休憩スペースとして、暑さも寒さもしのげ快適になった。
ふれあい広場のまねき猫は、これまでも多くのお客様をひとりでお迎えしてきた。そして、これからは「アーケードとまねき猫」が仲良く一緒に「ぬくもり・楽しさ・ふれあい」の心でお客様をお迎えする。
最後に、ふれあい広場のアーケード建設にご尽力いただいた関係各位の皆様に心より御礼申し上げます。
【お問合せ】
婦人服のマルイチ
大須3丁目37−27
電話052-261-1874
【前号の大須検定の解答】
問題は・・・大須観音のハトは何羽いるか。
正解は・・・どれも正解である。
理由は、その日によってハトの数は増減するため。
【オマケ】
小寺信男さんの長男は、2007年の第30回大須大道町人祭の実行委員長で、
UNCHAIN店主の小寺茂雄さんだ。