大須商店街では1年を通してさまざまなイベントが行われ、何十万人もの人々が商店街を訪れます。 大須で行われるお祭りは商店街の人々の手づくりです。そこには人々を魅了するため、日々努力を惜しまない大須商店街の方々がいます。
この記事は、月刊誌『中部経済界』で取り上げられた内容(大須経済新聞の記者・FP石原の石原基次さんが取材し寄稿)をもとに作っています。
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李さんの台湾名物屋台 オーナー 李承芳さん 台湾から日本にやってきて、ちょうど10年を迎えた“李さんの台湾名物屋台”オーナーの李承芳(リー・ショウホウ)さん。食べ歩きで人気となった大須で、いち早く台湾唐揚げとタピオカドリンクのお店をオープンし、着々と店舗を拡大してきました。今回は、大須住人の坂戸尚子さんが、李さんの魅力とお店の人気の秘密をお届けします。 いつもありがとう。李さんです。 大嫌いな日本が大好きに 台湾で、兵役後タピオカドリンクのお店を始めたところ突然スカウトされ、タレントになった李さん、一時は、ドラマにCMに引っ張りだこのアイドル状態でした。その後、厳しい芸能界を生き抜くため、当時台湾で流行っていた日本を紹介する番組作成に携わろうと、日本語の勉強をしに日本にやってきました。今は日本が大好きな李さんですが、実は来日する前は日本があまり好きではありませんでした。それは国の教育のせいでした。今では、前世は日本人だと確信しているそうです。 日本語学校の後に調理師学校に通った李さん、クラスメイトの誘いで、台湾料理を出す屋台を大須にオープンしました。しかし、異国の地で商売をする難しさは並大抵ではありません。いつも持ち前の明るさで、理不尽なことも、困難なことも乗り越え、次第に、下町の人情の残る大須に受け入れられていきました。「どんな問題も必ず解決できる」が李さんの口癖です。 テレビで火がついた 8年前、台湾唐揚げのお店は日本になく、タピオカドリンクとのセットも珍しかったので、雑誌やテレビの地方番組で紹介されるようになりました。特にテレビの影響は大きく、一日3,000円の売上げは一気に鰻上りに! 現在は、大須で3店舗を展開し、大阪、富山でフランチャイズ店をオープンしています。日本人が知らない本当の台湾の味を伝えたいという一心で、日本全国でオレンジ色の看板が見られるように奮闘中です。 お店の人気の秘密 第一に、味へのこだわりです。いい素材だけを使用し、本場に近い味を追求するため、台湾から材料を輸入しています。一番美味しい状態を食べていただくため、作り置きはせず、常に揚げたてをお客さんに提供しています。また、美味しさだけではなく健康も考えて、特別な粉で揚げているので、普通の唐揚げよりも油っぽくないです。 第二に、お客さんへの見せ方です。お客さんを惹きつける李さん自身のタレント性もありますが、自分の顔をイラスト化したシンボルマーク、オレンジと緑と白で統一された明るい外装、音楽に合わせて動く派手なイルミネーション、店先で流している台湾の音楽と映像など、お客さんの目と耳を楽しませています。 第三に、お客さんへの対応です。若いスタッフのお客さんへのフレンドリーな接客、台湾人のスタッフが一生懸命に日本語を話している姿も微笑ましいです。お客さんとの距離感が近くなるように心掛けています。 司会も演歌も講師もやっちゃいます 大須年忘れチャリティ歌合戦では、2年連続で司会をし、自ら演歌も歌い、会場を沸かせていました。また、大須大道町人祭では、生ビールの売り子をしていました。日々、大須のために何かできないかと、考えています。 最近は、講師の依頼も増え、大須商店街のことやお店の経営についての話をしています。言いにくい厳しいことをズバリ言う姿勢が、参加者の心に響いていたようです。 李さんの大須への熱い想い 最近は、お店はスタッフに任せて、大須商店街の会議にも参加できるようになった李さん、最後に、大須への熱い想いを語ってもらいました。 「大須は、まだ発展の空間がたっぷりあるの。でも、東方面に集中してて、大須観音の方がさびしい。直線のつなぎができてない。」 「大須の魅力がきちんと宣伝できてない。なぜかというと、昔のもの、現在のもの、これからのものあるけど、全部路地の中に隠されている。共存の気持ちを持って、大家さんにも協力して欲しい。」 「大須の滞在時間をのばしたい。大須に来ると3時間くらい。それを5時間くらいにしたい。できれば、家族全員楽しめるところにしたい。“買食遊学”の4つのテーマで。」 「中部地方唯一の多国籍料理のグルメ道をつくりたい。今、一番、かたちになっているのは、東仁王門通。できれば、大須観音まで続けたい。それができれば、かなり魅力あります。」 【お問合せ】 李さんの台湾名物屋台 大須3丁目35-10 電話052-251-8992 写真① 李さんの台湾名物屋台 オーナー 李承芳さん 写真② 本店(大須東仁王門通) 写真③ 台湾唐揚げとタピオカドリンク 写真④ 大須大道町人祭 写真⑤ 大須年忘れチャリティ歌合戦 写真⑥ さて誰でしょう?
李さんの台湾名物屋台
オーナー 李承芳さん
台湾から日本にやってきて、ちょうど10年を迎えた“李さんの台湾名物屋台”オーナーの李承芳(リー・ショウホウ)さん。食べ歩きで人気となった大須で、いち早く台湾唐揚げとタピオカドリンクのお店をオープンし、着々と店舗を拡大してきました。今回は、大須住人の坂戸尚子さんが、李さんの魅力とお店の人気の秘密をお届けします。
いつもありがとう。李さんです。
大嫌いな日本が大好きに
台湾で、兵役後タピオカドリンクのお店を始めたところ突然スカウトされ、タレントになった李さん、一時は、ドラマにCMに引っ張りだこのアイドル状態でした。その後、厳しい芸能界を生き抜くため、当時台湾で流行っていた日本を紹介する番組作成に携わろうと、日本語の勉強をしに日本にやってきました。今は日本が大好きな李さんですが、実は来日する前は日本があまり好きではありませんでした。それは国の教育のせいでした。今では、前世は日本人だと確信しているそうです。
日本語学校の後に調理師学校に通った李さん、クラスメイトの誘いで、台湾料理を出す屋台を大須にオープンしました。しかし、異国の地で商売をする難しさは並大抵ではありません。いつも持ち前の明るさで、理不尽なことも、困難なことも乗り越え、次第に、下町の人情の残る大須に受け入れられていきました。「どんな問題も必ず解決できる」が李さんの口癖です。
テレビで火がついた
8年前、台湾唐揚げのお店は日本になく、タピオカドリンクとのセットも珍しかったので、雑誌やテレビの地方番組で紹介されるようになりました。特にテレビの影響は大きく、一日3,000円の売上げは一気に鰻上りに!
現在は、大須で3店舗を展開し、大阪、富山でフランチャイズ店をオープンしています。日本人が知らない本当の台湾の味を伝えたいという一心で、日本全国でオレンジ色の看板が見られるように奮闘中です。
お店の人気の秘密
第一に、味へのこだわりです。いい素材だけを使用し、本場に近い味を追求するため、台湾から材料を輸入しています。一番美味しい状態を食べていただくため、作り置きはせず、常に揚げたてをお客さんに提供しています。また、美味しさだけではなく健康も考えて、特別な粉で揚げているので、普通の唐揚げよりも油っぽくないです。
第二に、お客さんへの見せ方です。お客さんを惹きつける李さん自身のタレント性もありますが、自分の顔をイラスト化したシンボルマーク、オレンジと緑と白で統一された明るい外装、音楽に合わせて動く派手なイルミネーション、店先で流している台湾の音楽と映像など、お客さんの目と耳を楽しませています。
第三に、お客さんへの対応です。若いスタッフのお客さんへのフレンドリーな接客、台湾人のスタッフが一生懸命に日本語を話している姿も微笑ましいです。お客さんとの距離感が近くなるように心掛けています。
司会も演歌も講師もやっちゃいます
大須年忘れチャリティ歌合戦では、2年連続で司会をし、自ら演歌も歌い、会場を沸かせていました。また、大須大道町人祭では、生ビールの売り子をしていました。日々、大須のために何かできないかと、考えています。
最近は、講師の依頼も増え、大須商店街のことやお店の経営についての話をしています。言いにくい厳しいことをズバリ言う姿勢が、参加者の心に響いていたようです。
李さんの大須への熱い想い
最近は、お店はスタッフに任せて、大須商店街の会議にも参加できるようになった李さん、最後に、大須への熱い想いを語ってもらいました。
「大須は、まだ発展の空間がたっぷりあるの。でも、東方面に集中してて、大須観音の方がさびしい。直線のつなぎができてない。」
「大須の魅力がきちんと宣伝できてない。なぜかというと、昔のもの、現在のもの、これからのものあるけど、全部路地の中に隠されている。共存の気持ちを持って、大家さんにも協力して欲しい。」
「大須の滞在時間をのばしたい。大須に来ると3時間くらい。それを5時間くらいにしたい。できれば、家族全員楽しめるところにしたい。“買食遊学”の4つのテーマで。」
「中部地方唯一の多国籍料理のグルメ道をつくりたい。今、一番、かたちになっているのは、東仁王門通。できれば、大須観音まで続けたい。それができれば、かなり魅力あります。」
【お問合せ】
李さんの台湾名物屋台
大須3丁目35-10
電話052-251-8992
写真① 李さんの台湾名物屋台
オーナー 李承芳さん
写真② 本店(大須東仁王門通)
写真③ 台湾唐揚げとタピオカドリンク
写真④ 大須大道町人祭
写真⑤ 大須年忘れチャリティ歌合戦
写真⑥ さて誰でしょう?